危険な彼女
――ふぅ………

ひとまず今日の仕事は終わりね…




美冬は職員室を出て、教室へ向かっていた。



途中、下校中の生徒とすれ違い、服装がなってない、と指導(説教)することもしばしば。




どうゆうわけか、彼女は面倒見が良すぎるため、初対面の人だろうと躊躇うことを知らない。



そうゆう点では母性本能が溢れている、と言えるだろう。






………彼女が優しい母親になれるかは別として。




美冬は何か部活をしているわけではなく、あとは家に帰るだけである。





…しかし、今日は違った。
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