危険な彼女
「とぼけちゃってぇ♪
ああん、何でこんなにかわいいのかしら?」
「あの、よく意味が………」
その言葉に、じれったさを感じたのか、彩芽は包丁を置き、ゆっくりと桜へ向き直った。
「桜ちゃんの恋の話よ」
「っ!!?」
予想外だったらしく、驚いた桜はちょうど切っていたイチゴをぐしゃっとつぶしてしまった。
その慌てっぷりに、彩芽は思わず吹き出した。
「で、どこに惚れたの?」
「ほ、惚れ…!?
や、その…あいつはそんなのじゃなくって!!!
奈津はただの奴隷で、私はご主人様で!!!
そんな、好きとかじゃないの!!」
「あら?
私は一言も"奈津"だなんて言ってないわよ?」
その言葉に、桜は顔を真っ赤にさせた。
自ら墓穴を掘ってしまい、二の句を告げることができなくなってしまった。
ああん、何でこんなにかわいいのかしら?」
「あの、よく意味が………」
その言葉に、じれったさを感じたのか、彩芽は包丁を置き、ゆっくりと桜へ向き直った。
「桜ちゃんの恋の話よ」
「っ!!?」
予想外だったらしく、驚いた桜はちょうど切っていたイチゴをぐしゃっとつぶしてしまった。
その慌てっぷりに、彩芽は思わず吹き出した。
「で、どこに惚れたの?」
「ほ、惚れ…!?
や、その…あいつはそんなのじゃなくって!!!
奈津はただの奴隷で、私はご主人様で!!!
そんな、好きとかじゃないの!!」
「あら?
私は一言も"奈津"だなんて言ってないわよ?」
その言葉に、桜は顔を真っ赤にさせた。
自ら墓穴を掘ってしまい、二の句を告げることができなくなってしまった。