お菓子のこころ《詩集》
最大幸福
けっこう踏んだり蹴ったりな
転んでばかりの「今」と「過去」
だけど
たくさんの優しい人の
あたたかい手に背中を押してもらってる
嬉しさに涙してばかりの「今」と「過去」
「可哀相」じゃないよ
「不幸」でもない
こんなに
こんなに
幸せで
あたたかで
毎日が 輝いているんだもの
後ろにはいつだって
誰かの微笑みがあるんだもの
いま
私にとっての最大幸福