love letter~ヤンキーの彼氏~
そして、不気味な笑い声が私の背中から聞こえてきた。
「あはは。おい、聞いたか?最近の後輩は、威勢が良いねぇー」
その声に恐怖を感じて、私の足は自然と中央から端の方へと動き出す。
ありえない。何を考えてるのよ…この転校生はー!
「後輩君、良い度胸してんじゃん。俺達の事を知ってて、そんな口をきいてるのか?」
馬鹿にするような言い方で、そう言う大木先輩の横に居る一人。
大木先輩を含めた三人は、互いに顔を合わせて、笑っていたかと思っていたら
爆弾的な転校生は、火に油を注ぐように口を開いた。
「今日で、お前らの天下は終わりだ。今日から、俺が仕切る」
まだ振り返ろうともせずに、堂々と言い切った転校生に、私の心臓は、やけに賑わい始めた。
気づけば、近くには人は居ないけど、教室からこっそりと見ている野次馬や、遠くから覗くように見ている人。
教師までもが止めに入らず、遠くから見守っている始末。
「あはは。おい、聞いたか?最近の後輩は、威勢が良いねぇー」
その声に恐怖を感じて、私の足は自然と中央から端の方へと動き出す。
ありえない。何を考えてるのよ…この転校生はー!
「後輩君、良い度胸してんじゃん。俺達の事を知ってて、そんな口をきいてるのか?」
馬鹿にするような言い方で、そう言う大木先輩の横に居る一人。
大木先輩を含めた三人は、互いに顔を合わせて、笑っていたかと思っていたら
爆弾的な転校生は、火に油を注ぐように口を開いた。
「今日で、お前らの天下は終わりだ。今日から、俺が仕切る」
まだ振り返ろうともせずに、堂々と言い切った転校生に、私の心臓は、やけに賑わい始めた。
気づけば、近くには人は居ないけど、教室からこっそりと見ている野次馬や、遠くから覗くように見ている人。
教師までもが止めに入らず、遠くから見守っている始末。