Thank you for...
生ビールを3杯ほど飲んだ頃だっただろうか。
ふいに美里が「あ・・・」と目を見開いた。
「何?どうしたの?」
由美ネェと私は同時に声をあげた。
「あのさ・・・
私たち・・・
チキン南蛮を食べに来たんじゃなかったっけ?」
神妙な口ぶりでそう呟いた美里に、私もつい「あ・・・」と声がこぼれる。
そうだ。
実習を頑張ったご褒美にチキン南蛮を食べに来たんだった。
「ダメじゃーん!!」
本来の旅の目的をすっかり忘れていた私たちは、由美ネェの呆れた叫び声に笑いがこみ上げる。
ホント、久し振りにこんなに笑ったんじゃないかってくらいオナカを抱えて笑った。
それから「お忘れ物でーす」とアキラさんがチキン南蛮を私たちのテーブルへ差し出してくれたので、また私たちは笑った。
ふいに美里が「あ・・・」と目を見開いた。
「何?どうしたの?」
由美ネェと私は同時に声をあげた。
「あのさ・・・
私たち・・・
チキン南蛮を食べに来たんじゃなかったっけ?」
神妙な口ぶりでそう呟いた美里に、私もつい「あ・・・」と声がこぼれる。
そうだ。
実習を頑張ったご褒美にチキン南蛮を食べに来たんだった。
「ダメじゃーん!!」
本来の旅の目的をすっかり忘れていた私たちは、由美ネェの呆れた叫び声に笑いがこみ上げる。
ホント、久し振りにこんなに笑ったんじゃないかってくらいオナカを抱えて笑った。
それから「お忘れ物でーす」とアキラさんがチキン南蛮を私たちのテーブルへ差し出してくれたので、また私たちは笑った。