Thank you for...
解散して戻って来た翔の部屋で、私はバックから、さっきの小箱を取り出した。
砂まみれで気持ち悪いからと、翔はシャワーを浴びるためお風呂に入っている。
明るい部屋で目にした『ソレ』は、キレイな水色の箱だった。
箱にかけられた真っ白いリボンに手を掛けて、ゆっくり解いていく。
シャワーの音だけが響く中、私はすごく緊張していた。
中身は…何だろう。
指輪?
いやいや、サイズなんて聞かれた事ないし。
ピアス?
…有り得るかも?
緊張と期待の交差するなか、フタを開く。
そして私は、その中に納められた物を見て、息を飲んだ。
砂まみれで気持ち悪いからと、翔はシャワーを浴びるためお風呂に入っている。
明るい部屋で目にした『ソレ』は、キレイな水色の箱だった。
箱にかけられた真っ白いリボンに手を掛けて、ゆっくり解いていく。
シャワーの音だけが響く中、私はすごく緊張していた。
中身は…何だろう。
指輪?
いやいや、サイズなんて聞かれた事ないし。
ピアス?
…有り得るかも?
緊張と期待の交差するなか、フタを開く。
そして私は、その中に納められた物を見て、息を飲んだ。