*いれぶん11*

藍Seid


-放課後-
玄関かっ!蒼くん待ってるかな?

ん?あれ?いない?


とんとん

肩をたたかれたから後ろを向いた。


ぶすっ


ほっぺに指が突き刺さる。


そのもう少し後ろにわひまわりみたいな笑顔の蒼くんがいる。


『もう!!!なんだよーっ』
『藍先輩からかうとおもしろいんすよ^^』


『あたしで遊ぶなっ』


つい笑顔になってしまうあたし。


『さてと!先輩帰りましょ!!!』


『あっうんうん』



何気に意地悪してくれるのもあたしにわ嬉しくて。


心臓やばいよ。

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