笑顔の理由
叫んだ



「私だって執汰の笑顔見たいよっ。」



大きな声で叫んだ。


執汰はどうすれば

喜んでくれる?


執汰は振り向いた。



「でかい声出すなよ。
そこへん子供すぎるぞ。」



あ"〜〜〜〜って

わざと叫ぼうとしたら


やめろって言いながら

大きな執汰の手が

私の口をふさいだ。
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