イケメン彼氏は俺様王子


それから、暗くなるまで乗り物にのった。


最後に乗るのは、観覧車。

凄いべただよな・・・・。


「桂歌!!観覧車のるぞ。」


観覧車は5分かけて回る。


俺にとっては、長いような・・・・短いような・・・・・。


俺は、桂歌の髪をくしゃくしゃっとした後に、優しくキスをした。

いつもより、長くて優しいキスを・・・・・。


「翔ちゃん?どうしたの?」


バカな桂歌でも、異変に気付いたみたいだ。


「・・・・・・あのな?」

「わかればなしは・・・聞かないよ?」


泣きそうな顔で、いってきた。


「別れ話しじゃねーよ。・・・・哀川グループって、知ってるか?」

「う・・・ん?知ってるよ?」

「俺そこの、長男なんだ。だから・・・・、こっちに来いって言われた。」


今にも泣き出しそうな桂歌。

お願いだから・・・・なかないでくれ・・・。




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