俺の専属マネージャー
「おーい。龍斗。」
頭上から航大の声が聞こえる。
…けど無視。
「聞けっちゅうに!!」
そう言って俺は蹴飛ばされた。
「いってぇな。なんだよ。」
「さっきの仕返しー!!
ほら。集合かかってるぞ。」
…仕返しって…ガキかよ。
ん?
集合?
航大の言葉をやっと理解して
まわりを見ると誰もいない。
田神のところに集まっている。
しかも、田神が鬼のような形相で
俺を睨んでた。
「ヤバッ…」
俺は急いで集まった。
「山本。覚悟しとけよ。」
田神はそう言って他の奴らの方に
向き直った。
「えー。こいつらが入部するメンバーだ。
全部で13人。」