俺の専属マネージャー

…ったく。


こいつの頭の中は


こんな事しか考えてねぇのか。



｢ま､頑張りたまえ｡｣



偉そうに俺の肩に手を置き


アホらしい口調で


そう言った航大は


そのまま手を振りながら


俺たちが行く道と反対方向に


歩いていった。



｢｢……｡｣｣


｢行くか｡｣


｢あ､はい｡｣


嵐が去っていって


なんとなく気まづくなった俺達は


とりあえず竹田七瀬の家に向かい


歩きだした。