俺の専属マネージャー



「大丈夫じゃねぇだろ。言えよ。

なんでも聞くから。」



航大は少し怒りながらも


心配そうに言った。




こいつは昔からそうだ。



表はチャラけていて


他人なんかどうでもよさそうな


反応をしながら


裏ではちゃんと


相手の事を考えてる。




こんなやつだから俺らは


今までやってこれたのかもしれない。





「おい。聞いてんのか?」


また意識がとんでいた俺に


航大の少しでかい声が聞こえた。



「聞いてるよ。」


「で?どうした?」





< 9 / 57 >

この作品をシェア

pagetop