愛唄
「……まぁ、イトコがコレなら、柚縷の不思議な行動も納得いくかも」
そう呟いた花音。
……その言葉を聞いて思い出すのは二人からの手紙。
――僕を探して――
大変混乱させていただきました。
――話したい――
過去最短で読み切りました。
まぁ、似てなくはない行動かな。
トキくんとか、懐かしい名前を思い出しちゃった。
普通に帰ってしまった秀平くん。
本当に顔だけ見せて帰って行った……。
それからあたしたちも少し話してから帰った。
家に帰って、飛びついてきたカナデに、今日の出来事をちょっぴり話した。