願った日々
「いいな・・・」

「ああ・・・」

俺達はウエイトレスさんの格好を見ていった。

なんせ服装がめちゃくちゃかわいいからだ。

露出度もさながらスカートがとにかくミニなのだ。

俺達がみとれていると雫と紗枝が俺達の頬をつねった。

「いてててて。」

「将人!!!」

「お兄ちゃん!!!」

二人に怒られ俺達も一応反省した。

しかし、反省をしたところで男の本能を止められはしないのだ。

「それじゃぁ、気を取り直して。いただきま~す。」

俺はさっそくナポリタンにタバスコをかけた。

「洸・・・・、前々から思っていたんだけど、
お前それ辛くないのか?」

「???そうか?・・・俺はぜんぜん辛くないと思うぞ。」

「どれどれ・・・・うわ」

将人が顔を真っ赤にして自分の水とコーラを飲み干した。

「お前絶対おかしいって・・・それ人間の食い物じゃねえよ。」

「大げさだって、こんなの全然序の口だぞ。」

「だって、お前が使ったタバスコがもう半分になってるぞ。」

「・・・・・・」

紗枝と雫が少し引いていた。

「そういえばお兄ちゃんって昔っから辛いもの大好きだよね。」

「確かに・・・ラーメン屋でラーメン食うときも
ラー油全部かけるもんな。」

(・・・・・)

「まぁ、ンな事より早く食べようぜ・・・」

(こいつ・・・早死にするな・・・)
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