願った日々
双子勧誘
朝になりいつまでも寝ている俺は将人に起こされた。

「お兄ちゃん行っくよ~」

「早くしないと置いてっちゃうぞ。」

雫達の声が家の外から聞こえたので、俺は慌てて服を着て
家を出た。

家から学校までは2キロ弱といった距離なので俺達は
徒歩で通学している。

通学は昨日のTVの話や今日の部活の話等を話している内に
終わってしまう。

「じゃあお兄ちゃんまた後でね。」

そう言って雫は自分のクラスに入っていった。
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