βιμε sκу
日曜日。

未羅は、一人で散歩に出掛けた。

初夏の日差しは眩しかった。
最近は、部活ばっかでゆっくり外なんて歩いたことはなかった。

河川敷を歩く。カップルや、家族連れがいた。

ここは夏に5万発あがる花火大会がある。未羅は、毎年友達と来ていたが、今年は浴衣着て永遠と一緒に来たいなぁと思いつつ、歩いていた。

『未羅?』

『ビックリした。梨嘉何してんのこんなとこで?』

『未羅に相談があって。』

『連絡せず来て、私いなかったらどうしたの?』

『まだ寝てるかなって。』

『そんなわけないじゃん。』


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