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『大会終わってすぐだったからな。』

『なんで聖夜が知ってるの?』

『この前、永遠さんから電話あって、伝えてくれって。』

『そうなんだ。永遠頑張ってるんだね。』

聖夜は、未羅をやさしく抱き寄せた。

『永遠さんからの伝言。

今は会えないけど、必ず会いに行くから、それまで待っててな。       』

未羅の頬に涙が流れた。
聖夜は未羅の涙を拭った。
そして軽くキスした。

『ごめん。未羅見てられなかった。』

『ううん。今のは友達のキスだから。』

『友達のキスかぁ。』

聖夜は未羅の顔に近寄った。あと少しというところで、未羅が聖夜の唇を人差し指で阻止した。




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