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『ファーウィストレアは練習始まらないんですか?』

未羅は、ベンチ座っている亮季に聞いた。

『あ~来週から始まるよ。』

『そうなんですか。じゃ来週から忙しくなりますね。
梨嘉も文化祭までずっと練習だし、あんま会えなくなりますね?』

『会いたければ会いに行くから、忙しいとか関係ねぇよ。』

『お~なんかすごいですね。』

『ハハハ。どっちかが会いたいと思えば、数分でもいいから会うって、梨嘉と付き合い始めた時決めたんだ。
忙しいとか疲れてるとか、そういうのを理由に会わないでいたら、これから先お互い就職して、もっと時間合わなくなるだろ。そしたら、ずっと会えないままになってしまうから。』




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