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『ヨッシャ、やってやるぜ。』

そう言うと、聖夜は持っていたタオルを未羅に投げ付け、コートに走って行った。

『ちょっと投げないでよ。』

そんな未羅の怒りの声が、届いてるわけもなく、聖夜はコートの中を走り回っていた。

『未羅、どうかした?』

『あっ梨嘉。部活終わったんだ。』

『うん。今日みんなでさ、ゴハン行こうよ。』

『え~、亮季先輩と行って来れば?』

『いいじゃん、ねっ。』

そう言うと、梨嘉は未羅にウィンクした。


♪~。ホイッスル。

『今日の練習終了~。』

部員達がベンチに戻って来た。



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