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河川敷。

未羅と聖夜が並んで座っている。
すごい暖かな夜だった。

『聖夜は、なんで誰とも付き合わないの?』

『なんだよ、急に。』

『だって、すごいモテるのにもったいないなって。』

『いろいろあんだよ。』

『いろいろ?』

聖夜は未羅を抱き締めた。

『未羅が好きだから。』

『わかってるよ。』

『ずっと好きだった。
永遠さんと付き合ってるって聞いた時、まじショックだった。』

『えっ?』

『なんてな。嘘。』

『ちょームカつく。』

未羅は聖夜に何度も絡め、ガンガン求めて来た。



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