βιμε sκу
『…うん。でも、どうして?』


『永遠さんから聞いた。』


『そっか。永遠と別れたの。』



永遠と未羅はずっと連絡を取り合っていた。

しかし、未羅が苦しい時、寂しい時に、側で支えてくれたのは、聖夜だった。

いつもやさしくしてくれた聖夜に、未羅はいつしか惹かれていった。

でも、自分には永遠がいる。
永遠のことを裏切ることは出来ない。


未羅が悩んでいる時


¨自分の気持ちに正直になれ¨


そう言って、背中を押してくれたのは、他の誰でもない永遠本人だった。




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