End of the transmigration of souls■Chapter1■

●Episod 3-4 Chivalry●

強制的に騎士団に引きずり込まれました。親父さんはあたしをまるで実の娘ではなく実の息子の様に大変良く可愛がって下さってます。あたし、 イセルナではなくすでにアンザックになってます親父さんの中では。………あたし一応女の子なんですけどー……。お手柔らかにー。そして、母国帰って来て物凄く立派なお墓を作って貰ったのにも関わらずまだ成仏しない師匠。自由に飛び回れるようになって楽しいらしい。



あれから1ヶ月。非常に長い1ヶ月でした。毎日怒られます。覚えることたくさんです。何故か師匠があたしの子守りをしてます。親父さん命令です。あのー……。子守りって………。あたしもう大人なんだけどー。



まだ親父さんにも師匠にもたくさん聞かなきゃいけない話あるのに!そんな余裕もないじゃない!どーすんだよ!



そしてもう1人………



「イセルナ……。誰が休んでいいと言った?」
「や……休んでないです…」
「今一息ついただろ?」
「なんで!?一息つくのもダメなのッッ!?」
「ちょっとぉー!ブレダちゃんに歯向かう気!?」
「………オトメちゃん…………」



あ……。2人だった………。 ブレダ殿は師匠とお兄ちゃんの恐い恐い兄上です。
で、それの後をくっついて歩くのはオズワルド=トール=メイラント。通称オトメちゃんのオカマ。ブレダ殿の腰巾着。なぜこの騎士団にはこんな変な人達しかいないんだろう………?師匠が変な理由がなんとなくわかった気がするけど。



なんだか………親父さんに話す内容忘れちゃったよ……。こんな生活じゃぁ…、無理ないか……………。



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