End of the transmigration of souls■Chapter1■
あたしがずっと気になってて持ってたのは2つのハートが連なったシルバーのネックレスだった。 各ハートに小さなダイアが埋め込まれていて、シルバーなのにハードさは微塵もなく、繊細さが感じられた。
「ねーちゃん、これやるからこっちこいつにくれてやってくれ」
「………………」
「はい!確かにお代は頂きました。ありがとうございます!」
「…………………」
「なんだお前?それだけじゃまだ物たんねぇのか?」
一瞬こいつが何を言ってるのかわからなかった。物の買い方がこいつはおかしいのか? いや。そんなことではない。そーいう事じゃなくて!こいつにプレゼントをもらってしまった…。しかし、なぜよりによってこいつなのか? でも、こいつはいつもこーしていろんな女に物品買い与えてんのか? ………ってか、プレゼントというよりも子供をあやす為におもちゃを買い与えた。そんな感じだろうか……。気がついたらネックレスはすでにあたしの胸元で輝いていた。
「よし。じゃあそろそろ行くぞー」
「う…うん」
「またいつでも遊びに来てくださいね」
「うん。また来る……」
嬉しかった。 また遊びに来てと言ってもらえたこと。これからあの子と友達になれるかな?
少し歩き始めたところで、
「あ………。イセルナ……さん!?」
「………ん?」
「アンザックにたまにはちゃんと連絡しなさいよって言っといてくださいッッ!」
「………え?アンザック??」
少女はニコッと笑って 手を振った。
「ねーちゃん、これやるからこっちこいつにくれてやってくれ」
「………………」
「はい!確かにお代は頂きました。ありがとうございます!」
「…………………」
「なんだお前?それだけじゃまだ物たんねぇのか?」
一瞬こいつが何を言ってるのかわからなかった。物の買い方がこいつはおかしいのか? いや。そんなことではない。そーいう事じゃなくて!こいつにプレゼントをもらってしまった…。しかし、なぜよりによってこいつなのか? でも、こいつはいつもこーしていろんな女に物品買い与えてんのか? ………ってか、プレゼントというよりも子供をあやす為におもちゃを買い与えた。そんな感じだろうか……。気がついたらネックレスはすでにあたしの胸元で輝いていた。
「よし。じゃあそろそろ行くぞー」
「う…うん」
「またいつでも遊びに来てくださいね」
「うん。また来る……」
嬉しかった。 また遊びに来てと言ってもらえたこと。これからあの子と友達になれるかな?
少し歩き始めたところで、
「あ………。イセルナ……さん!?」
「………ん?」
「アンザックにたまにはちゃんと連絡しなさいよって言っといてくださいッッ!」
「………え?アンザック??」
少女はニコッと笑って 手を振った。