End of the transmigration of souls■Chapter1■
こっちの任務は難易度が高いせいもあって一つの任務に対する期間が長い。しかも勤務時間が過ぎて現場から帰ってくることが多い。今日もそうだった。さすがにもう誰も指令室にはいないと思ってた。とりあえず報告書だけ送信しに帰ってきた。指令室の自動ドアが開くと何故かまだ誰か1人残っていた。ボスのデスクに座る無礼な奴。そんなのはシルエットだけですぐわかった。けど、いつも変だが今日は更に様子が変だった。
「怪我したの?」
「ん………?今戻ったのか?嫌なとこ見られたな」
「嫌なとこはいつも見てるから気にしないし。どれ?見せて?」
「お前ホント一言多いな」
「よく言われる」
救護セットを持って側へ寄った。
「大丈夫?珍しいんじゃない?返り討ちだなんて……」
「あぁ……。結構今回のはヤバかったなー………って、なんで返り討ちってわかったんだ?」
「なんとなく」
ホントに返り討ちに遭ったらしい。こいつにしては珍しいことだ。まだ真新しい傷を手当てする。仕事上怪我は付き物だが、やっぱり人の傷ついた姿を見るのは嫌だった。異端者と言えども人を何人も殺してきてる人が言えることではないのだが。
「まぁ無事ならいいけど。死なない程度にやってくださいな」
「心配してくれてんのか?」
「心配したらダメ?」
「いや?全然嬉しいけどさ……」
そう言ってゼファはそっとあたしを抱いた。勤務時間の過ぎた静かな指令室。誰も見ていない。あたし逹2人きり。どうすればいいんだろう?こういう時はいつも
どうしていいのかわからない。あの日から公認化したあたし達の仲。でも別に恋人同士とかそんなんじゃない。ただ自然の流れに身を任せてるだけ。
「怪我したの?」
「ん………?今戻ったのか?嫌なとこ見られたな」
「嫌なとこはいつも見てるから気にしないし。どれ?見せて?」
「お前ホント一言多いな」
「よく言われる」
救護セットを持って側へ寄った。
「大丈夫?珍しいんじゃない?返り討ちだなんて……」
「あぁ……。結構今回のはヤバかったなー………って、なんで返り討ちってわかったんだ?」
「なんとなく」
ホントに返り討ちに遭ったらしい。こいつにしては珍しいことだ。まだ真新しい傷を手当てする。仕事上怪我は付き物だが、やっぱり人の傷ついた姿を見るのは嫌だった。異端者と言えども人を何人も殺してきてる人が言えることではないのだが。
「まぁ無事ならいいけど。死なない程度にやってくださいな」
「心配してくれてんのか?」
「心配したらダメ?」
「いや?全然嬉しいけどさ……」
そう言ってゼファはそっとあたしを抱いた。勤務時間の過ぎた静かな指令室。誰も見ていない。あたし逹2人きり。どうすればいいんだろう?こういう時はいつも
どうしていいのかわからない。あの日から公認化したあたし達の仲。でも別に恋人同士とかそんなんじゃない。ただ自然の流れに身を任せてるだけ。