End of the transmigration of souls■Chapter1■
「あ!前に行った雑貨屋さんまた行ってもいーい!?」
「あぁ……あそこかー。好きだなー」
「あの店員の女の子友達なのッッ!エリシャって子でね、アンザックの彼女さんなんだよ!」
「………あらそうですか」
…………? 今少しあたしを睨みました?睨みましたよね?お兄さん?でも気にしない。目付きが悪いのは元からでしょ。せっかく繁華街まで来たんだ。少し付き合えよ。あそこはあたしが一番あたしで居られる場所だから。そーいえば、こいつと繁華街歩くのはあの時以来だな。
「エリシャー!?居るー??」
「イセルナ!久しぶりー!また聞いたよー!スキャンダルーッッ!」
「スキャンダル?」
「最近はいつもいつも楽しそうだね。よかったぁー!………あらら、今日はスキャンダルの元凶さんも一緒?」
「スキャンダルの元凶……。ブッッ………!」
「オイッ!何笑ってんだよ!」
「エリシャ。そうは言うけどね、そんなんじゃないの!そんなんじゃ!」
「そーなの?」
「うん、そーなの!」
「そーなのかよ………」
「???」
なんかここにいるとゼファがどんどん不機嫌になっていく気がした。その理由をあたしは全くわかってなかった。
「なあ、もう行かねぇ!?」
「えー!?もう?わかったよ………ごめんごめん」
「また来てね。ゼファさん。イセルナのことよろしく頼みましたよ!」
「あぁ……どうも」
何あれ? あいつエリシャからあたしを頼まれてるし。
「ねぇ?エリシャがあたしを頼むってあたしの何を頼むの??」
「お前は…………。バカなのか?アホなのか?」
「どっちでもないわ!アホ!」
「あーもうッッ!うるせぇ!ほら、迷子になるぞ!」
迷子……か。 昔どこかでそんな様な事言われたことあったかな。遠い昔の記憶。忘れないと誓ったはずの大切な記憶。それも今では次第に色あせてきています。
「あぁ……あそこかー。好きだなー」
「あの店員の女の子友達なのッッ!エリシャって子でね、アンザックの彼女さんなんだよ!」
「………あらそうですか」
…………? 今少しあたしを睨みました?睨みましたよね?お兄さん?でも気にしない。目付きが悪いのは元からでしょ。せっかく繁華街まで来たんだ。少し付き合えよ。あそこはあたしが一番あたしで居られる場所だから。そーいえば、こいつと繁華街歩くのはあの時以来だな。
「エリシャー!?居るー??」
「イセルナ!久しぶりー!また聞いたよー!スキャンダルーッッ!」
「スキャンダル?」
「最近はいつもいつも楽しそうだね。よかったぁー!………あらら、今日はスキャンダルの元凶さんも一緒?」
「スキャンダルの元凶……。ブッッ………!」
「オイッ!何笑ってんだよ!」
「エリシャ。そうは言うけどね、そんなんじゃないの!そんなんじゃ!」
「そーなの?」
「うん、そーなの!」
「そーなのかよ………」
「???」
なんかここにいるとゼファがどんどん不機嫌になっていく気がした。その理由をあたしは全くわかってなかった。
「なあ、もう行かねぇ!?」
「えー!?もう?わかったよ………ごめんごめん」
「また来てね。ゼファさん。イセルナのことよろしく頼みましたよ!」
「あぁ……どうも」
何あれ? あいつエリシャからあたしを頼まれてるし。
「ねぇ?エリシャがあたしを頼むってあたしの何を頼むの??」
「お前は…………。バカなのか?アホなのか?」
「どっちでもないわ!アホ!」
「あーもうッッ!うるせぇ!ほら、迷子になるぞ!」
迷子……か。 昔どこかでそんな様な事言われたことあったかな。遠い昔の記憶。忘れないと誓ったはずの大切な記憶。それも今では次第に色あせてきています。