End of the transmigration of souls■Chapter1■
店へ行くと今日はどうやら先客が居るようだ。
「あ。お兄ちゃんだ」
「あッッ!イセルナお前………!」
「あたしお兄ちゃんじゃなくてエリシャに用があるんだけど」
「まぁそう言うなよ!たまにはあの節操なしの相手ばっかじゃなくて俺達の話相手にもなってくれよー!」
「話相手じゃなくてサボり相手の間違いじゃないの?」
「まぁ………そうとも言うな」
「ってか、節操なしってゼファのこと?」
「それ以外誰が居るよ!?」
「悪いけどお兄ちゃんが思ってるほどあいつ節操なしでもないよ。たぶん」
「でもなぁー、お兄ちゃんは心配なんだよー!」
「うるさいねこいつ」
「エリシャ!昨日はごめんねすぐ帰っちゃって…」
「ううん、いいの。あのあとどこか行ったの?」
「あいつ怪我してたからすぐ帰ったの」
「……帰った?」
「怪我してたんだ?大丈夫なの?」
「うん、ソファから半分体が落ちた状態で
まだ寝てたからもう平気なんじゃない?」
「……まだ…寝てた?」
「昨日は彼のおうちに泊まったの?」
「うん、泊まったの」
「………泊まっただとッッ!?オイッ!そんなことお兄ちゃんは一言も………」
「「うーるさいッッ!!」」
「アンザック、可愛い『妹』が心配なのは
わかるけど人の恋路に首突っ込むのはやめてね??」
「エリシャー、だってあいつ………」
「イセルナは大事にされてると思うよ?あたしにはわかるもん」
「………お兄ちゃん。あんたそろそろ
自分の心配しないとエリシャに愛想つかれるよ…」
「……それは絶対嫌だ」
「…なら黙れよ」
女は恐かった。
「じゃあ、アンザックがスネるからそろそろ行くね」
「よかったね。久々のデート。邪魔して悪かったね」
「いいの。楽しかったから。じゃあまたね!」
「イセルナ…くれぐれも狼には気を付けろよ」
「………お願いだから黙ってて…」
でも…。この2人の幸せどうか誰も邪魔しないであげてください………。
「あ。お兄ちゃんだ」
「あッッ!イセルナお前………!」
「あたしお兄ちゃんじゃなくてエリシャに用があるんだけど」
「まぁそう言うなよ!たまにはあの節操なしの相手ばっかじゃなくて俺達の話相手にもなってくれよー!」
「話相手じゃなくてサボり相手の間違いじゃないの?」
「まぁ………そうとも言うな」
「ってか、節操なしってゼファのこと?」
「それ以外誰が居るよ!?」
「悪いけどお兄ちゃんが思ってるほどあいつ節操なしでもないよ。たぶん」
「でもなぁー、お兄ちゃんは心配なんだよー!」
「うるさいねこいつ」
「エリシャ!昨日はごめんねすぐ帰っちゃって…」
「ううん、いいの。あのあとどこか行ったの?」
「あいつ怪我してたからすぐ帰ったの」
「……帰った?」
「怪我してたんだ?大丈夫なの?」
「うん、ソファから半分体が落ちた状態で
まだ寝てたからもう平気なんじゃない?」
「……まだ…寝てた?」
「昨日は彼のおうちに泊まったの?」
「うん、泊まったの」
「………泊まっただとッッ!?オイッ!そんなことお兄ちゃんは一言も………」
「「うーるさいッッ!!」」
「アンザック、可愛い『妹』が心配なのは
わかるけど人の恋路に首突っ込むのはやめてね??」
「エリシャー、だってあいつ………」
「イセルナは大事にされてると思うよ?あたしにはわかるもん」
「………お兄ちゃん。あんたそろそろ
自分の心配しないとエリシャに愛想つかれるよ…」
「……それは絶対嫌だ」
「…なら黙れよ」
女は恐かった。
「じゃあ、アンザックがスネるからそろそろ行くね」
「よかったね。久々のデート。邪魔して悪かったね」
「いいの。楽しかったから。じゃあまたね!」
「イセルナ…くれぐれも狼には気を付けろよ」
「………お願いだから黙ってて…」
でも…。この2人の幸せどうか誰も邪魔しないであげてください………。