雑踏


またそこに来ていた


なんとなくだけど、答えがそこにあるような気がして


でも、そこには何もなくて


ただ、景色を見てるだけだった


おい


いきなりの言葉に驚いたんだけど、あの人の声だと気づき


こんにちは


振り返るとそこには見たことない人と、一緒にいる彼がいた


不思議に見てる僕に彼は


俺は見つかったぜ


笑顔の彼を見ると、不思議と僕も笑顔になった


坊主、お前の名前知らなかったな


八尋です、あなたは?


俺は律、こいつは霧弥


よろしく〜こっちに出てきたばっかだから、友だちいないからさ



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