雑踏


僕は友だちと参考書を探しに駅前の本屋に来ていた


人がたくさんいる


ここだけ見れば少しは町が街に見えるかもだけど、やっぱり町は町だ


参考書はすぐに見つかり、久しぶりなので友だちとぶらぶらと歩いていた


ふと目につく金髪、あの人を思い出す


てか、よく見るとあの人だった


僕には気づかず、仲間のなんか凄そうな感じの人たちと楽しそうに歩いていた


それをただ僕は見ていた


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