虹色Berryz
「チェシャットボンバー!」
パコッ
あぁっ肉球ネコパンチだ・・・。いいなぁ・・・気持ちいいんだろうなぁ・・・。
「にょ~ん!」
ボデッ
あ、ハンプティヘカテプティが塀から落ちた。
「割れたらどうする!!幸い私がゆで卵だったから良かったものの、割れてたら訴えてたわよ!!」
なんか、死んだらどーする!?なんて某ネガティブ先生のセリフみたいだ。てゆーかそのセリフが先か彼女はどっから出したのか両手にサブマシンガンを持ち私達に発砲してきた。
ひぃっ!やっぱりここでも逃走ですか~!!







「ほう、そんなに急いでどうなさった娘さん達。」
へ、陛下?なんか感じが違うんだけど・・・。やっぱり陛下も変な人?(最初っから変な人が多いからこんな先入観ができちゃう)
てゆーか陛下って何でこんなとこで何十杯ラーメン食べてんだろ?
「お前の肉球、叉焼の代りにさせてもらう。」
!?
へ、陛下!?急にそれ!
「ま、まさか貴方はあの偉大なる怪物ケルヴォック!?だったら肉球が危いチェシャ!ちるみ!急いでコレ読むチェシャ!」
パサッ
これ、本?
「この本の何ページ読むの?」
「5ページだチェシャ!」
え?この箇所?
「世に終演の影満ちようと王の威光は陰ることはなし
神は滅びこの世に終末の時来る。されど王は滅びし神を超え影を討つ。
世の終末、王の名の元に消え去る
王は永久に世を統べ世に平穏来る
さあ称えよ王の名を」
って、これ真祖の讃歌だし。









ぽんっ
ん?讃歌がドリルになった。このサイズはコアドリル!
そうか、シモンが螺旋王ロージェノムを倒した時みたいにこのドリルを胸に刺せって訳か。
「んなこと出来んのか?ちるみ。」
「プヒッ♪私は幾度となくグレンラガンのパロディ機で戦ってきたんだから。ドリルの扱いは自信アリアリだよ。」
さぁっ行くよ~。
「チェシャットボンバー!」
「ワハハ効かぬ!むしろ気持ちいーわ!」
「スキありっ」
トスッ
陛下みたいなスゴいオジサンにドリルを突刺し、スピンオン!
ドリルから膨大な螺旋が爆発していく。
「私を超える螺旋を持っている者は初めてだ。ワハハ!キミらと出会ったはムダでなかった!また会おう!」
ケルヴォックはどこかへ去っていった。
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