虹色Berryz
「ねぇマレーン?」
「ん?」
「それ、つながリーヨだよね?」
コクりとマレーンは頷いた。
「あのね、そのシングルは11月に出るよ。(今は10月)」

!!!
それを聞いたマレーンはベルばらとか70年代の少女漫画のキャラがショック受けた時みたいな顔をしていた。
てゆーか知らなかったんだ。
「じゃ買えないじゃん!私どーしたらいーの!?」
う~ん・・・、素直に話したらいいじゃん。それに、確認せずに買いに行かせたバイラルさんも悪いでしょ。
マレーン私の友達だし友達は見捨てちゃいけないから引き返さなきゃね。


まったく(怒)あぁも叩き出すかな。バイラルさん。
ちゃんと確認もしないで買いに行かせたバイラルさんにも問題あんのに買って来なかったお前はいらんとか極悪じゃん。
「私失業者だよ。ど~しよ~(泣)」
てゆーかマレーン薄倖のヒロインだよね。かのファン・ヒューリック提督は正直じいさん号のクルーになる前はエウリヤの若き提督だったけど失業したんだよね。
マレーンだと値切り上手いしどっかでそれイカせればいいんだけどこの国にちゃんとした仕事なさそうだしな~。
「あれ?もしかして再就職先心配してない?だったら心配いらないズラ。だってさっきのはウソでさ~、実はバイラルさんとこは副業でね。本業はハートの女帝のとこの経理なのさ。」
そ、そーなんだ。って、私の心配を返せみたいなことを無性に言いたいのは気のせいかな。
これ以上付き合ってたら大変だと思ってマレーンがいるそこから離れ別の場所に向かったのでした。
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