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『もう…いいでしょ』

「え?」


『ライには彼女がいるんだよ!どうして…?どうして心配してくれるの?それは幼なじみとしてなの?…電話ではまだ話したいこといっぱいあったのに途中できられるし。聞きたかったことあったのに言ってくれないし…心配してたらいきなりあたしの家に泊まりに来るし…嬉しかったよ…でも、あたし…ライがわかんない。悪いけど…今のライの優しさは中途半端にしか思えないよ』


あたしはそう言って、立ち止まっているライを見て歩き出した。



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