生徒会には要注意!!~Sの縄張り~

とある看護室…


「…あの女の子どうしますか。」



看護室では看護士達が、少女の引き取り先の話が繰り広げられていた。


「そうねぇ…。そろそろ退院なんだけれど。」


「近くの孤児院かしら。」



そんな中、

一人の看護士が声を発する。


「…あの。私が引き取ります。」


「あら…いいの?」


二人の看護士は驚いたように声の方を見た。


「遠崎さん。」




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