生徒会には要注意!!~Sの縄張り~


「…ただ、あなた。子どもいなかったっけ??」


そう問われると遠崎は、微笑みながら答えた。


「いますよ。男が一人。」


「大丈夫なの?」


心配そうな目で遠崎をみつめると口角を上げて話した。


「一人も二人も一緒ですよ。私、院長に話を通してきますね。」



そういって出て行った遠崎の表情は希望に満ちていた。





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