もう一度
志保と教室に帰ると天地君の席には女子のグループが集まっていた。天地君はというと適当に相槌をうっているカンジでちょっと迷惑そうにしていた。案の定私の椅子も取られている。
「あの・・・」
と、私が言いかけた時に、
「椅子、返してやれよ」
と天地君がその女子の1人に言った。
「あ、ごめーん秋月さん!」
「いえ・・・」
椅子を取り返して座ってみたけど、隣のやかましさに座っている気になれなくて志保の席へ向かう。
「あれ、ウザイよね~」
ボソッと志保が言う。
「ううんいいの。」
チラッと自分の席の方を見たら、天地君と目があった。
「あの・・・」
と、私が言いかけた時に、
「椅子、返してやれよ」
と天地君がその女子の1人に言った。
「あ、ごめーん秋月さん!」
「いえ・・・」
椅子を取り返して座ってみたけど、隣のやかましさに座っている気になれなくて志保の席へ向かう。
「あれ、ウザイよね~」
ボソッと志保が言う。
「ううんいいの。」
チラッと自分の席の方を見たら、天地君と目があった。