天使の羽
篠山君はいったい…?
私は教室に 戻り
篠山君を見てみるが
先程の天使の笑顔のようにこっちを見て微笑んでくれた。
私は ちょっと笑い
自分の席に座った。

――
「授業 始めるぞ。」
担任の言葉で みんな席に戻った。

私が 授業を受けていると 隣カラ 何か聞こえてきた。
「……たさん…つく……。」
小さくて聞き取れない。
「柴田さん。」
「え?何?。」
「机 どうしたの?。」
机?あぁ。落書きか。いじめられてるなんて言える訳もなく…
「あっ…。これ?これは このクラス人数多くてさ 落書きされてる机しかなくて。」
「…そうなんだ。」
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