天使の羽
「うん。気にしないで!。」
「……うん…。」
あぁ。いじめられてる事 分かったかな…。

――
「じゃぁ。今日はこのへんで。」
授業が終わり 帰る時間になった。


私と篠山君が ちょっと話していると
いじめっ子のリーダー的存在 梨那がこっちにやってきて
「光君 この子とあんまり 喋らない方がいいよ☆。」
「なんで?。」
「汚い菌がうつっちゃうから しかもこの子のお父さんの家 もうすぐ倒産しちゃうらいし もう夜逃げするしかないんじゃない?!。」
「ほんと 可哀想 フフフ。」
「ハッハッハッ あんた もう学校これないんじゃない。」
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