マイLOVEヒーロー

「ねぇ!レッド、きょうブルーは??」


「ブルーはベースで留守番してるよ。」


嬉しくて興奮してる銀星の話しにも、優しく答えてくれるタンケンレッド


だけど食事の邪魔するのも迷惑だよね



銀星に質問攻めにされてる彼を気の毒に思い


「銀星!!」


って呼んだ



「ママ!!レッドだよ!!」


「うん、そうだね。」


今まで銀星と話してた彼の瞳が私へと移る


そんな彼に笑いながら軽く会釈をしてから、銀星の前に腰を落とした


「ねぇ、銀星?
レッドさ、折角のお休みでご飯食べてるから邪魔したらダメだよ?」


「ヘイキだよ!!レッドは超はやわざでたべれるから!!」


超早業って……


「でも、銀星のラーメン伸びちゃうよ?」


「だいじょうぶ、レッドが時間空間ってワザでなおしてくれるから!」


何ですかその技……


よぉぉし!!これならどうだ!!


「でもこんな所にレッドが居るってバレたら、ラーメン屋さんビックリして警察呼んじゃうよ?
レッド捕まるかもよ?」


銀星が一瞬黙った


やっぱ子供は警察に弱いよね


少しだけ誇らしげになっていた私に


「ママ…」


「なぁに??」


銀星が口を開いた


「レッドはケイサツともお友達だからつかまらないよ。だからヘイキなんだよ。」


って可愛い笑顔で笑った


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