マイLOVEヒーロー

最後が小さい声になって

妙に恥ずかしくて


「やっぱり、恥ずかしいよぉ〜///」


顔を両手で隠した



「いまさら〜♪もぉ聞いちゃいました!!」


頭をポンと軽く叩いて


「花穂ちゃん、マジ可愛い〜♪」



ニコッと笑う


「やめてよぉ〜///」



「オウタ、ママ、早く海いこ〜よ!!」

私達のやり取りを見ていた銀星が我慢出来なくなったのか


桜汰君の腕をグイグイ引っ張った


「お〜、悪い銀星!!」


「ごめんね、、、」


唇を膨らませる銀星をなだめながら


荷物を置きにコテージの鍵をあけた






メゾネットタイプの真っ白なコテージは


一階がリビングやキッチン、お風呂があって


二階は寝室になっていた


「ママ、みて!!おにわがある!」


大きな窓を開けると



屋根付きのウッドデッキが繋がってて


小さい庭になってる



「本当だ、見て見て、木で出来たブランコがあるよ!!」


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