マイLOVEヒーロー

銀星と一緒に子供みたくハシャいでた


一軒家のお家に住むのが夢だった


今のアパートは当たり前だけど、庭なんかなくて


銀星に一回でいいから周りを気にしないで、自由に遊ばせてあげたかったんだ



無邪気にブランコを漕ぐ銀星は


とっても幸せそうに笑ってた



「おーい、海行かないと本当に暗くなるぞ♪」


窓から顔を出した桜汰君が手招きしてる



「多分、もぉ夕方だから泳ぐのは明日になるけど、足つけるくらいなら遊べるぞ。」


「はーい、やったー!!」



ブランコから降りた銀星が桜汰君にしがみついて


「早くいこー、ママもはやくー!」


後ろにいる私を急かした



「はいはい、今行くよ。」



右手を桜汰君


左手を私



真ん中に銀星



「桜汰君、、、、、」


「ん???」



まだ結婚してない私達



だけど



もぉ、、家族だよね、、



「連れて来てくれて、ありがとう………」



小さな声で呟いた


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