マイLOVEヒーロー

ザー、


ザー……



カーテンから漏れる朝日が


私の顔を照らす



「眩し…………」


朝日から逃げるように、体ごと反対に動かす



「あ、、、、、」



すぐ横に見える愛しい人の寝顔



銀星ごと抱きしめた体勢で寝てる桜汰君



長い睫毛


少しだけ開いてる唇



「可愛い…………」




そっとベットから出て、冷蔵庫の中のシークワーサーのジュースを薄ピンクのグラスに注いだ





ピンク色のグラスのなかでパチパチと炭酸が弾ける



そのグラスを持ったままソファーに腰掛けた



−コクン、コクン


一口、二口と喉を流れるジュースはとても爽やかで


目覚めをよくしてくる



「おいしいな、、、、」



−コトン、、


グラスをガラステーブルに置いてソファーの上で体育座りをしてみた



チラッと自分の座ってるソファーに目を向けたら



「…///////」



思わず赤面してしまう



だって昨日の夜……………








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