マイLOVEヒーロー

「じゃあ桜汰が貴女を裏切ってた事は?」


「えっ、、、」



彼女の癖、髪の先端を弄び、クスッと笑う



「今も、毎晩桜汰と私は、してるのよ♪それでも許せるの?」



桜汰君……………



胸がズキズキと痛む



彼女と彼が、、、



それを思うだけで、頭の中を鈍器で殴られたみたいな衝撃がはしる



でも



「気にしてません………」



彼女に対しての強がり


「ふーん……気にしてないの?
昨日の夜も桜汰は私を抱いたのよ♪ねぇ、桜汰って上手でしょ?
私が教えたのよ、全部私がよ。」


勝ち誇ったような顔で私を見る



「楽しそうに話すんですね。」


「えぇ、楽しいわ、だって貴女の強がる姿が面白くて♪」



人が傷ついて姿がそんなに楽しいの?


「強がり、、そうですね。」


「あら、認めるの?」


私が認めると、彼女は満足そうに微笑んで



鞄の中から何かを出して、テーブルに置いた



< 240 / 303 >

この作品をシェア

pagetop