マイLOVEヒーロー

……タ、、、、



…………ウタ、、、



外から、何かが聞こえる気がした




誰かが呼んでる?



瞳を閉じて、睡魔が襲ってくる数分の時間



その声が、夢なのか現実なのか分からない




このまま寝てしまおうか……



………オウタ、、、、




夢の狭間で聞こえる声は、銀星の可愛らしい声によく似てた



そうか、やっぱりこれは夢なんだ




それなら早く眠りにつこう




夢の中で銀星に会える



夢の中でも、幸せになりたいから……………






深い眠りに入ろうと、大きく息を吸い込んだ




「オウタぁぁあ!!!!」




えっ……………



「銀星ッ!!!!」




呼ばれる声に反応するように、瞳を大きく見開いた







今のは、、、、、



「オウタぁ−−−−!?」





夢なんかじゃない!!




慌てて窓に近付いて、カーテンを勢いよく開けた





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