マイLOVEヒーロー
「ヤベッ!?この後まだ撮影あるんだよ、、」
「えっ、そうなの?」
それって少しの休憩でわざわざ待ってたって事、だよね…
「だって、あんな電話の切り方されたら悲しいじゃんか。」
目を伏せて、悲しい顔をする
あっ…
「ごめんなさい、なんか芸能人てだけでからかわれてる気がして…」
傷つけちゃったよね……
切なげな顔に罪悪感が溢れて
桜汰君に近付いた
「あの、、キャッ!!」
顔を覗き込もうとした瞬間、、
いきなり腕を掴まれて
「う・そ♪花穂ちゃん可愛い」
ニコッと笑顔を見せた
うそ!?
また!!
人が心配したのに、、、
2回も騙され事にムッとして、今度は少しだけ怒った顔になる
何よ、、心配したのに……
「だけど…焦ったのは本当。だから急いで会いにきた、、」
「えっ、、、」
今度は真剣な言葉にする
その表情に嘘はなくて、、
ねぇ瑛二…
私は瑛二を裏切ってるのかな
彼の言葉に…
一喜一憂してしまう
ごめんね…
でも今だけだから
きっとすぐに冷める
きっと……