マイLOVEヒーロー
「えっ…なんで?」
千夏の意外な言葉にビックリして声が大きくなっちゃった
「うーん、、別に無理に誰かを気にしろとは言わないけど
瑛二が亡くなって3年…誰かに恋したりするのは普通だよ?」
恋、、、、
「私は別に、、桜汰君を好きになったわけじゃないよ…。」
これは別に恋でもなければ恋愛でもない
「それに向こうだって、
芸能人、、そうだよ、千夏だって芸能人は怪しいって言ってたじゃない!」
桜汰君を気にしてる事を認めたくない
その思いが強くて
顔を赤くしながら怒った
「そうだね、、。でもさ、それなら何でデートするの??
前の花穂なら平気で断ってたじゃん。
本当に嫌なら断ればいいし、行かなきゃいいんじゃない?」
アップルティーを飲みながら、
怒り口調の私とは反対に冷静に反論する
「だから、それは向こうが…」
「しつこいから?それって違うよね?
花穂もまた会ってみたいって思ったからでしょ!」
「………」
何も言えなくなってしまった
千夏は正しい、、
だって確かに今までの私なら
相手が誰だろうと相手にさえしなかったから