マイLOVEヒーロー
♪個室で…♪
駅前まで3人仲良く歩いていくと
「ここだよ。」
って桜汰君が立ち止まった
『和Dining 和み亭』
看板にはそぉ書いてあった
桜汰君はいったん手を離して店の中に入ると
「お〜い、荘和(ソウワ)悪い、少し遅れた。」
カウンターから少しだけ見える、厨房の中の誰かに声を掛けた
「桜汰、遅せぇよ!!」
厨房から出て来たのは
坊主に近いくらい短い頭をした
ごつくてイカツイ男の人だった
「だから謝ってじゃん!!」
「たくよぉ…」
半ば呆れた顔で溜め息をついた荘和?さんの視線が
私と銀星へ向けらる
私を見るなり彼は
「おい、桜汰!この可愛い子は誰だ!!」
叫んだ、、、、
可愛い?
その言葉に赤面してちゃう
「誰って…言ったじゃん。花穂ちゃんと銀星。」
「あぁ!!だってお前、花穂ちゃんは年上だろ??この子二十歳前だろ??」
「違うよ、花穂ちゃんは童顔なんだよ!!」
意味の分からない二人の口喧嘩を止めるために
「あの…新田花穂です…」
って挨拶をしてみた