マイLOVEヒーロー
外に出ると、冷たい風が吹いてた
もぉちょっと厚着してくれば良かったかな、、
ﾌﾞﾙｯと震える身体を自分の両手で包んで
なるべく日向を探して移動する
「ねぇ銀星、寒くない？」
「ｾﾞﾝｾﾞﾝへいき！！」
「そっか、ﾏﾏここから見てるから遊んできなよ。」
『うん！！』て元気に返事をしてお友達の所に行った
元気よく走り回る
やっぱり子供のﾊﾟﾜｰって半端ないな、、、
銀星は誰とでも仲良くなれる
それは私にも瑛二にも似てなくて、
瑛二はどちらかと言えば一匹狼ﾀｲﾌﾟだったし
私も意外と人見知りだもんね
こんな言い方変だけど
親のいい所だ似てくれれば嬉しいのにな、、、
私も瑛二も、自分達の性格のせいで人生損してる部分は多かった
だから、銀星には愛溢れる人生を送って欲しい
親なら誰でも思うこと
そんな考え贅沢なのかもね
身体が冷え切って本格的に寒くなってきた頃
外遊びも終わって教室に入った
