耳元で囁いて





私はきっと、アナタに出会ったあの日から....アナタに心を奪われてたんだと思う。



その瞳に、吸い込まれて。
気づけば、気になっていた。




もう一度だけでいい。
私に、チャンスをくれないかな?
もう一度だけ、人を愛するチャンスを。



「俊、好き。」


「え?」


「好きだったよ...出会った時から。」


俊の耳元で囁いた。



「え!?嘘!?マジで!?うわっ、ごめんもう一回言って?」


言うわけ無いじゃん。
もう一回なんて。


私は、意地悪く微笑んで言ってあげた。


「言ってあげないよ。」


それを聞いて悔しがるアナタを見て、愛しく感じた。
いつから好きになってたかは分からない。
気づけば、好きになっていた。



ねぇ、俊?
私をずっと愛してね?
私もずっと愛すから。


ずっと、ずっと確かな
愛で、これからを....





始めようーーー・・・。




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