妄想娘と店長さん




『樹里は俺のこと好きすぎるんだもんな』



「…そうだよ…悪い?」



そういって私は渉くんの部屋に入る



『まったく…お前は…』



相変わらず綺麗な部屋だなぁ…


「あれ?渉くん、電気つけないの?」



いつまでたっても
部屋の中が明るくならない



――ギュッ



「渉くん…?」





< 269 / 322 >

この作品をシェア

pagetop