妄想娘と店長さん
『じゃなかったら、なんなんだよ』
って鼻に手をかけて笑う
「嘘だ…」
『嘘じゃねぇよ』
だって…だって私…
「そんな可愛くもないし綺麗でも…妄想よくするし…なんの取り柄もないっ…」
『樹里は可愛いよ…素直で真っ直ぐで、俺が好きなんだからいいだろ?嫌なのか?』
「ううん…嬉しすぎてどうかなっちゃいそうなんだけど…
今頃だけど一つだけ…
ずっと心配だったことがあるの…」
『ん?…聞いてよ』