妄想娘と店長さん



あれから少したって
忙しくて店長のことを
考えなくなってたころ



「メニューはこちらになります、お決まりしだい…



「君、高校生?
今日バイト何時終わり?」


な、なにこれ…?
どうしたらいいの


そう言って2、3人の男の人の一人に腕を捕まれた



「あの…そういったのは」


と、とりあえず笑顔でそういった



「まぁまぁ…いいじゃん
で、何時?」



「えっと…」



ど、どうしよう…

…怖いよ…。


男の人は、ねぇねぇって
何度も聞かれ
私は無理矢理に腕を振り払うこともできなくて…

ニコニコ相槌をうつしかできなくて…




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